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能古島は博多湾の中央に浮かぶひょうたん型の小さな島です。船に乗って約10分であっという間に行くことができるので、身近な行楽地として福岡市民から愛されています。井上陽水の「能古島の片想い」に歌われたり、作家檀一雄が晩年を過ごした地としても知られています。
能古島は「のこのしま」と読み、戦前までは「残島」「能護嶋」などと表記されていました。周囲12キロメートル、面積3.95平方キロメートルで、人口は約700人です。
弥生時代の出土品も見つかっており、古くから人が住んでいたようです。奈良時代には防人がおかれ、万葉集にも詠まれています。久保田農園の敷地内にも「万葉歌碑」があります。
能古島からは福岡市内が一望できて、素晴らしい景色を楽しむことができます。最近では博多港に入る豪華客船も見られます。
菜の花やコスモスの名所として有名な、のこのしまアイランドパーク。海をバックに広がるお花畑はすばらしい見ごたえです。